スイムは何事もなく、無事に終了。
でも、これは『嵐の前の静けさ』…でした。
T1ではゆっくり時間を掛けてバイクウエアに着替え、
バイクスタート…とポラール心拍計を見ると
液晶画面が真っ白(驚)!
電池切れのせいか、時計が止まってしまいました…(涙)。
(後で電池交換に行きましたが、時計自体が壊れてました)
これから、十何時間掛かるか分かりませんが、
時間無しでのアイアンマンレースです。
バイクコースは完全フラットで3周回、
基本は海沿いの道でかなり風が強く、コースの半分は向かい風です。
一周目は順調に時速30キロ超でクリアしましたが、
二周回目に入り、70キロ付近で突然
プチッ!ボキボキッ!
という音とともに後輪のスポークが折れてしまいました(涙)!
頭の中は真っ白…
どうしよう???
リタイアの文字が頭をよぎります。
通り掛かったマーシャルに声を掛けて
メカニックを呼んでは貰いましたが
いつ来るかは分かりません…。
取り敢えず、折れたスポークを引き千切り
歪んだリムが接触しないようにブレーキを開き、
バイクコース上にある宿泊先のホテルまで
ゆっくりゆっくりと戻りました。
ホテルまで戻ると、主催者のハンネスさんが居り、
彼に事情を説明すると、スペアホイールは無し、
(彼のホイールはカンパ、自分はシマノ)
結局スポークが折れたまま、リムは歪んだまま
後輪ブレーキを捨てて、ホイールが
フレーム、ブレーキに触れないように調整して、
そのまま残り110キロを走ることにしました。
これ以上リムが歪み、走行不可にならないことを祈るだけ…(汗)。
幸いにも何とかリムは最後まで持ち堪えてくれ、
メカトラで失った約15分を入れても
6時間28分で無事バイク終了することができました。
ちゃんと練習できていて、メカトラが無ければ
かなりの高速コースと言えそうです。
最後2キロで大雨が降り出し、
バイクも身体もグチョグチョになってしまいました。
今回のスポーク破損の原因は、
エイドステーションで貰うゲータレードがペットボトル入りで、
大きさがボトルケージに合わず、
これが振動で落ちたときに
後輪スポークに絡んでしまったためだと思います。
スポーク破損以降は、ゲータレードは
バイクウエアの背中に積んで走りました。
レース時には細心の注意が必要と、今更ながら反省です…。
最近のトラブル続きもようやく収まったと安心していたのですが、
まさかアイアンマンレースの最中にこうして再発するとは…(汗)。
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